連帯保証人

とても、常識があって良い母。

それが、私の母親・・・他の人から見ると。

 

私もそう思う時がある。

 

ただ、それは母が本当に第三者的に物事を考えられた時。

常識人だと、私も感じられる。

 

それなのに・・・なぜ妹の事になると、ああまでになってしまうのか。

 

今春の事になる。

その半年前から妹の下の子が20歳となったことで、自治体からの助成金がもらえなくなり、妹は働き出した。

(シングルマザーが看護師等の資格を取る時に使える制度のお世話になっていました。)

自治体にはその他に、就職支度金の貸与というのもあります。

看護師学校を卒業後、就職する人へ準備金という感じです。

5年間医療機関で働くと、全額給付されます。

妹は働いている介護施設を2月に辞め、4月に新しい職場に就職しました。

就職支度金を借りるために。

 

とても良い事だと、私は思えませんでした。

上手く制度を使って、すばらしい妹だとどうしても思えませんでした。

嫉妬なのかもしれません。

 

助成金と貸与・・・。

 

父には「書類に判子を捺して欲しい。印鑑証明書をもらって来て欲しい。」

連帯保証人です。

 

田舎の70代の夫婦。

娘から連帯保証人と説明されず、判子を捺し証明書を渡す。

金額的に小さいので、私は何も言いませんでした。

ただ、「印鑑証明?」とだけ・・・母親に言いました。

 

5年間働けると思います。

 

ただ、どんなことにせよ・・・親を連帯保証人にする事は私はしたくないのです。

 

印鑑証明書を軽く考えたり、判子の意味を軽く考えたり・・・。

軽く思ってしまう事の怖さが私にはあります。

 

 

母親は貰えるお金ではないことに気がついていました。

 

母親は「妹も大変みたい・・・。一ヶ月分給料ないし、車の車検もあるし・・・。」

妹は「1月分の給料がないし、車の車検のお金もいるから・・・。」と、母親にお金の要求。「あれは、就職支度金だから!」などと・・・。

 

連帯保証人になった・・・・その事に対して何もないのが私には違和感。

 

私も子供にこういう対応するかな・・・?

連帯保証人って事にすごいショックを受けてしまう。

 

真面目すぎるのがいけないのだろうか?